先日の宮日旗決勝戦後、宮崎日日新聞社の記者さんからコメントを求められ
「チームカラーは?」
「...」
一言で表現できませんでした。何と答えたかも定かではありません(笑)
ただ、ずーっと選手達に言い続けて来たことを表現してくれた一場面が...
決勝戦。3回裏の守り。2アウトランナー無しの場面からいい当たりがセカンド正面へ。
「やりそうやな...」やりました。
グローブを弾くエラー...
「あ----やったね。」叫ぶ監督。
当の本人は、にこにこした表情で「...ごめん」と投手に手を挙げる。
その際、投手が「想定内。」と答えたかは定かではありませんが...
いつかの練習試合でエラーした子に「想定内」と冗談を言った覚えがあります。
それが子だもたちの間で蔓延している模様(笑)
でもね、そのやり取りこそが自分が目指した野球なんです。
「四球」を出したい投手も、「エラー」をしたい野手もいないんです。
起きてしまったこと、やってしまったことで下を向くようじゃあ次に繋がらない。
特に、試合中は待ったなしで進んでいく。後悔はしなくていいが、反省はしなければならない。
でも、試合が終わった後でもできるでしょ?そういい続けたことを理解してくれた一場面なんじゃなかろうかと。
監督にやらされる野球じゃなくて、子供たちがやる野球。
ようやく実を結びそうです。